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発達障害

ADHDチェックリスト

公開日:2025.02.20/更新日:2025.02.20

「不注意」や「多動性・衝動性」を特徴とした発達障害のひとつであるADHD。

「じっとしていられない」「友達に手を出してしまった」「忘れ物が多い」など、「もしかして、うちの子、ADHDかも?」と心配になったことはありませんか。

日常生活でも、学校生活でも、悩みは尽きませんよね。

今回は、元小学校教諭である筆者がADHDの特徴とADHDのチェックリストをご紹介します。少しでも参考になれば幸いです。

ADHDとは

ADHD(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)とは、【注意欠陥多動性障害】と呼ばれる発達障害の一つです。年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力や衝動性、多動性を特徴とし、生活上、様々な困難に直結している状態をいいます。

ADHDの原因はまだはっきりとは解明されていませんが、神経の発達や脳機能に何らかの偏りがあると考えられています。

しばしば場に適さない行動を起こすため、「保護者のしつけが悪い」などと捉えられがちですが、神経の発達や脳機能の先天的な障害と言われていることから、保護者の育て方はADHDの発症とは関係がありません。

ADHDの特徴

ADHDの特徴は、主に下記の3つです。

◆不注意

  • 忘れ物が多い
  • 気が散りやすく、集中力が持続しない
  • 片付けや整理ができない
  • 自分の興味のあることに対して過集中して、他のことへの注意が散漫になる

◆多動性

  • 落ち着きがなく、じっとしていられない
  • 常に身体のどこかを動かさずにいられない
  • 話が止まらず、一方的にしゃべりすぎてしまう

◆衝動性

  • やってはいけないことや状況と分かっていても、衝動的に行動してしまう
  • 感情の抑制ができず、手が出てしまう
  • 順番が待てない

症状の表れ方によって、不注意の症状が強く出る「不注意優勢型」、多動性や衝動性の症状が強い「多動-衝動性優位型」、全ての症状が見られる「混合型」の3つのタイプに分けられます。

症状の表れ方やその程度は一人ひとりのお子さんによって異なります。また、幼い時は発達の個人差も大きいため、その見極めは難しいのです。

ADHDのチェックリスト

ADHDの診断は、発達障害の専門外来のある小児科、児童精神科、脳神経小児科、発達障害外来などで行われます。

ADHDの診断基準を用いた症状のチェック、知能テスト、心理テスト、問診などの結果を医師が総合的に判断し、診断します。

「もしかして、うちの子ADHDかも?」という思いがあっても、病院の受診は心理的なハードルが高く、ためらっている保護者の方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は【3分でできるADHDのチェックリスト】をご紹介いたします。

米国精神医学会が作成したDSM-5(「精神疾患の診断・統計マニュアル第5版」)というチェックリストで、病院でのADHDの診断基準として実際に用いられているものになります。

お子さんの日常の様子や、個人面談で先生から伝え聞いた学校での様子を思い浮かべながら、チェックしてみてください。


チェックリストの活用方法

結果はいかがでしたか。結果が出て、不安に思っていらっしゃる方もいるかもしれません。

しかし、【ADHDの可能性あり】という結果が出たからと言って、ADHDと決まったわけではありません。診断はあくまでも医師が総合的に行うため、今日行ったチェックリストの結果は【あくまで参考】として受け止めてください。

気になった方は、チェックリストをもって医療機関を受診し、専門の医師に相談してみましょう。

また、「病院を受診するのは心理的に抵抗がある」という方や「どの医療機関を受診したらいいか分からない」という方は、まずは学校や行政機関に相談してみるのもいいかもしれません。

学校での相談先は、担任教諭、スクールカウンセラー、学校心理士、特別支援教育コーディネーターなどになります。まずは、お子さんのことをよく知っている担任教諭に相談するのがおすすめです。

直接スクールカウンセラーや学校心理士に相談したい場合は、学校から配布される「教育相談だより」や「保健だより」に相談日程や予約方法が記載されていることが多いので、確認してみましょう。

行政機関については、以下のような相談窓口があります。

  • 都道府県、市区町村の教育相談センター
  • 市区町村の子ども家庭支援センター
  • 都道府県の発達障害者支援センター(こどもTOSCA)

お住まいの自治体によって名称が異なる場合がありますので、インターネットで「お住まいの自治体 発達障害 相談(例 江戸川区 発達障害 相談)」というキーワードで検索してみると、施設概要や連絡先が記載されたページを見つけることができます。

医療機関や相談機関に行く際には、このチェックリストの結果とお子さんの様子が分かる資料を持っていきましょう。

お子さんの気になる症状や学校の先生からの報告などを日頃から記録しておくと、有益な資料になりますよ。また、母子健康手帳も持参するといいでしょう。

まとめ

ADHDのお子さんは日常生活や学校生活で困難を抱えることも多く、自己肯定感の低下や二次障害にも繋がりかねません。特性に合った適切な対応をとることができれば、周囲のサポートの下、症状をコントロールすることも可能です。

チェックリストの結果から、「やっぱりうちの子ADHDかも?」とひとりで悩んだり、ご家庭で抱え込んだりせず、病院、学校、行政などの関係諸機関に相談してみましょう。

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でも、ホームページやチラシだけではどこがうちの子に合うのかわからないわ・・・他の会社とも比較したいし・・・

どんなことにもわかりやすく答えます