勉強大嫌いな子専門の家庭教師!家庭教師のグッド

お試し無料体験を受ける!
お問い合わせをする
お電話でのお申し込み、お問い合わせをする
勉強方法

発達障害だから勉強ができないは嘘!我が子と勉強への向き合い方

公開日:2019.12.02/更新日:2023.10.29
発達障害だから勉強ができないは嘘!我が子と勉強への向き合い方

極端に計算が苦手だったり、字を書くのが苦手だったり、また、教科書を読むのが遅かったり。「周りより遅れている気がするけれど、うちの子は大丈夫なのかしら?」そんな我が子の様子に気づいたときに、ふと頭によぎる「発達障害」という言葉。

もしお子さんが「発達障害」だということを言われてしまった場合、とてもショックですよね。認めたくはないし、でも、そうは言ってもどうしても心配してしまうもの。このまま勉強が苦手なままなのか?いいえ、そんなことは決してありません。突破口はありますので、安心してください!

1.まず発達障害とは

発達障害は、大きく以下に分類されます。

①学習障害(LD)

これは普通に生活するにあたっては普通のお子さんと何ら変わりはありませんが、「聞く」「話す」「書く」「計算」などの、ある特定のスキルだけ極端に苦手とする傾向があります。「話す」「書く」においてはひらがなカタカナがスラスラと読めなかったり、書いているが読めるような字ではなかったり。「計算」においては掛け算や割り算はもちろん、繰り上がり繰り下がりのようなひっ算、そして数えるという作業。こういったものが代表的です。

②注意欠陥多動性障害(ADHD)

注意欠陥多動性障害は、たとえば人が話をしているときにそれをさえぎって話してしまったり、落ち着きがなく注意欠陥になってしまったり、多動性が見える発達障害です。また、興味を持っているものには集中力を発揮し、興味を持たないものにはまったく見向きもしないほど興味がないなど、興味に応じて極端に集中力の入れようが異なることも大きな特徴です。

③自閉症スペクトラム障害(ASD)

自閉症スペクトラム障害は、もともと自閉症・アスペルガー障害・広汎性発達障害と呼ばれていたもので、現在はまとめて自閉症スペクトラム障害(ASD)となっています。これは、コミュニケーションが苦手になりがちで、相手の気持ちを読み取れずについトラブルを起こしてしまうなど、苦労をするお子さんが多いようです。自閉とは、自分の殻に閉じこもってしまうという意味も含まれます。

2.発達障害だから勉強ができないは嘘!

実は、発達障害があるからといって勉強ができないかというと、それは大きな間違いのようです。トム・クルーズや、スティーブン・スピルバーグ監督。世界で活躍している二人も、近年「学習障害」を抱えていたことを発表しています。彼らのようなスターは「学習障害」を抱えながらも、世界で活躍できるような地位に上り詰めています。

彼らももしかしたら幼少期苦労をしたかもしれませんが、きっとこのようにハンデを感じさせない成長ぶりを見ていると、努力はもちろん、それぞれの個性に合わせた、適切な学習環境があったのかもしれません。

彼らの話ももちろんですが、上記の3つの発達障害のお子さんたちに共通するのは、「興味を持ったものにはとことん磨きをかける」ことが多いということです。例えば暗算が他のお子さんよりも圧倒的に速くできたり、見ただけで電車の車両の種類を番号まで答えられたり、歴史上の人物や資料集の隅っこに載っているような、大人でも覚えられないような知識を身につけたり。まさに大人顔負けのスキルを持つお子さんもたくさんいます。

現代の勉強に関しては、学習ツールも大幅に増え、個々に合わせた選択がよりしやすくなりました。トム・クルーズやスピルバーグ監督の頃よりも、それぞれに適した学習環境は用意しやすくなっており、お子さんにピッタリの学習方法も見つかります。それぞれの特徴に向き合いつつ、焦らずに前向きに学習させてあげたいですね。そうすれば、きっとお子さんも興味を持てるものに出会え、熱中し、驚くほどの成長を見せてくれるでしょう。

大切なのは、褒めること

発達障害がみられるお子さんにしてはいけないことが、勉強が理解できないことを叱ることです。
「なんでこれがわからないの!」
「宿題やらなきゃダメって言ってるでしょ!」

こういった声掛けは、できずに苦しんでいるお子さんのやる気を削ぐことになってしまい、さらに「どうせ、ぼくは頑張ってもできないんだ」と自信を失ってしまいます。しかも、この状態が「勉強が難しくてできないという気持ち」にさらに輪をかけ、無気力になって投げ出したり、パニックになってしまったりという状態を招いてしまいます。

見ていて「できない」「遅い」。確かにそれを見てイライラすることもあるかもしれません。でも、そのイライラの気持ちを絶対にお子さんにぶつけてはいけません。
自分の精一杯でまさに必死にできるように取り組んでいますから、ぜひその頑張りを大切にしてあげてほしいと考えます。

少しでも成長を感じたら、褒める

たとえゆっくりでも、やるべきことが出来たら、一つひとつを褒めてあげてください。発達障害のお子さんは、褒められたことを必ず次に生かす経験値にしていきます。計算ができた、まっすぐ書けた、丁寧に読めた。なんでもいいです。

褒めるポイントは、様子をよく見ていないと見つけるのが難しいですが、褒めたことは必ずお子さんの自信につながります。普段叱りすぎてしまっていた、という保護者の方がいらっしゃる場合は、ぜひ、褒める回数や機会をより意識してみるといいでしょう。

タブレット学習など、ゲーム感覚の学習もあり

とはいっても、それでもノートに解く勉強が苦手だとか、じっと解いているのが苦痛だとか、個々の発達障害の具合によって通常の学習をさせるのは、正直なかなか厳しいですよね。

そんな場合は、ぜひ、タブレット学習や動画学習などで、ゲーム感覚で勉強に向き合うことをおすすめします。

とっかかりとして勉強に使いやすいものはゲームでも効果を発揮します。山手線の駅名を順番にすべて言えるお子さんと同じように、きっかけをつかんだお子さんの中には、中学入試の算数の問題が楽しくて仕方がなくて、模試で中学入試の算数の成績で偏差値70台を残したお子さん、世界地図で世界の国をたくさん覚えて、先生より答えられるようになったお子さん。そして、高校生でも書けないような漢字ばかり覚えているお子さんなど、興味を持たせてあげて、自信をつけさせてあげれば、大人でも驚くような知識を身につけるお子さんもこれまでにたくさんいます。

タブレット学習など、ゲーム形式の勉強なら、1問正解ごとに正解の効果音が鳴ったり、スタンプがもらえたり、新しいキャラクターが出たり・・・。興味を引き出す工夫が詰まっています。勉強と思わせずに勉強ができるのがいいですね。

興味があるものはどんどんチャレンジ

もちろん、学年に合ったものばかりで考えず、好きなものにどんどん挑戦してみると良いと思います。

ひらがなやカタカナを書くのが苦手なお子さんには、タブレットを使って文字を読んだり、書いたりという勉強だけでなく、タイピングをやらせてあげたり、音声入力などを教えてあげたりすると、文字に対する見方が前向きになりそうです。

計算が苦手なお子さんには、タブレットでの図形のパズルや、買い物のお釣りの計算のようなゲームをやらせてあげることで、感覚的に数字を操るのが楽しくなるかもしれません。

このように、お子さんの特徴によって、興味を持ちそうなものを勉強と思わせずに取り入れると、知らず知らずのうちに得意なものが増えていくかもしれませんよ。

3.塾よりも家庭教師の方が、その子の良さを引き出せる

さらに、塾や家庭教師を利用する場合は、一緒に考え、褒め、勉強の楽しさだけでなく、コミュニケーションをとる楽しさを教えてくれるようなタイプの先生にお願いするといいでしょう。ご自宅でリラックスした雰囲気でストレスなく学習できる家庭教師がおすすめです。

学習の進度に重点を置くのではなく、最初はとにかく、とても簡単な問題で構わないので、勉強は難しくない、楽しい、という気持ちにさせてあげることが大切です。

まとめ

発達障害のお子さんへの接し方として、最も大切なのは、小さな成長を褒めてあげること。そして自信をつけさせてあげることです。そのためには、学習に対する工夫が必要です。工夫と言っても、ゲーム感覚でできるものを取り入れるなど、楽しく学習に向き合えるための工夫です。
思うようにいかず大変なときもあるかもしれませんが、一緒に乗り越え、お子さんの成長を楽しんでいただければと思います。

家庭教師のグッド
無料体験レッスンのお申し込み

良いきっかけとやる気を引き出す無料体験やっています! 無料体験について詳しくみる
お電話でのお申し込み、お問い合わせはこちら 家庭教師は初めてという方へ
お母さんのイラスト

でも、ホームページやチラシだけではどこがうちの子に合うのかわからないわ・・・他の会社とも比較したいし・・・

どんなことにもわかりやすく答えます