誰でも効果あり!勉強が好きになる3つの方法
「子供がなかなか勉強してくれない!ゲームとか好きな事ならいくらでもするのに…」
子供を見てそう思う人はたくさんいらっしゃいますよね。好きな事って時間を忘れていくらでもできてしまいますよね。大人も子供も関係なく、
みんなそうだと思います。みなさんも心当たりがあるのではないでしょうか。
最近よくテレビのクイズ番組で見かける有名大学の学生さんは、嫌々勉強してるのではなく、好きで勉強しているとよくおっしゃっています。うちの子も、もし勉強が好きだったら…そう考えて、「もっと勉強しなさい」とか「勉強を好きになりなさい」って怒ってしまったり、「どうしたら勉強を好きになってくれるんだろう」と悩んでしまっていませんか?
そんな悩みを持つ方に、子供が勉強を好きになるコツを 3 つご紹介します。
①今出来ていることをしっかりと認めてあげる
子供の将来を考えると、どうしても「もっと勉強しなさい!」とか「どうしてもっと出来ないの?」と、子供を思うあまりにそんな言葉を言ってしまいがちです。しかし、子供にとっても、本当は勉強をしないといけないとはどこかで分かっているけれども、どうすればいいのか分からない、というのが実情です。そして子供なりに考えて頑張っています。
まずは、自分なりに頑張っているということをしっかりと言葉にして認めてあげましょう。そうすることで、「私はあなたのことを理解しているのよ」と伝えることができ、信頼が築かれることによって、感情的ではなく理性的に話を聞いてくれるようになります。そうすると、子供の中で「頑張っているのに結果が出ないのはなぜだろう?」と、次のステップに進むことができます。
②好きな事と勉強を繋げてあげる
人間の脳は、情報と情報を繋ぎ合わせて記憶を作る仕組みになっています。例えば、頭の中で『周りが赤い』『丸い』『甘酸っぱい』『中が白い』『真ん中にタネがある』『甘い香り』といった情報を繋ぎ合わせて『りんご』という記憶が作られています。
勉強が苦手だったり嫌いな場合は、『苦手』『嫌い』といった情報と『勉強』が繋がってしまっています。
勉強を好きになるためには、上手く『好きな事』と『勉強』を繋げてあげるのがコツです。いきなり全ての勉強を『好きな事』と繋げるのは難しいので、まずは一つずつ繋いであげます。
例えば、「パズルゲーム」を好きであれば、子供はゲーム中に頭の中で無意識に計算をしています。
そんな子には、「この答えを出すためには、このゲームと同じように考えてみたら?」と、ゲームと勉強の共通点に気付かせてあげます。
そうするとこれまで勉強と思っていたものがゲームと繋がり始め、自然と嫌だったイメージが変わり始めます。
これを繰り返すと無意識のうちに、勉強が『嫌い』から『好き』に変わっていきます。
③第三者として応援してくれる人を持つ
どうしても人は自分に近い人からの意見は素直に受け取りにくいところがあります。
お互いのことを良く知っているからこその弊害でもあります。それが親や兄弟姉妹なら尚更です。特に勉強は、時代や世代によって教え方が違ったり内容が変わっていたりと、自分が教わった方法では通用しないことが多いでしょう。周りの友達と切磋琢磨するのも大切ですが、友達関係の中では似た者同士が集まるので、全員がほぼ同じレベルであることがほとんどです。
やはりそんな時には、先生や親ほど年が離れておらず、辛さや苦しさを理解して精神面を支えてくれながら、今の勉強方法を知っており、どのように頑張れば結果が出るかを教えてくれる、家族ではないお兄さんお姉さん的な存在が必要です。そんな存在がいれば、子供の能力を最大限に発揮させてあげることができるでしょう。